ページID1007003 更新日 令和7年6月19日
豊山町では、地域住民が主体となって災害に備える自主防災会の活動を支援しています。自主防災会は、大規模災害発生時に「自分たちの地域は自分たちで守る」という共助の精神に基づき、地域ぐるみで防災活動に取り組む団体です。
豊山町内には、以下の7つの自主防災組織が活動しています。
○小学校区自主防災会
小学校区を単位として、広域的な連携を図りながら活動しています。
・豊山小学校区自主防災会
・新栄小学校区自主防災会
・志水小学校区自主防災会
○地区自主防災会
より地域に密着した活動を行っています。
・西之町第一自主防災会
・名栗第1自主防災会
・青塚第三自主防災会
・新田第二自主防災会
自主防災会は、平常時から以下のような活動を通じて地域の防災力向上に努めています。
・防災知識の普及啓発:防災訓練や講演会の開催、防災マップの作成など
・避難所の運営支援:地域の避難場所の確認、避難経路の点検など
・初期消火活動:消火器の取り扱い訓練、初期消火資機材の点検など
・救出・救護活動:負傷者の搬送訓練、応急手当の方法の習得など
・情報収集・伝達:災害時の情報共有体制の確立、災害情報の伝達訓練など
非常時の対応
災害発生時、自主防災組織は迅速かつ組織的に行動し、被害の軽減に努めます。
主な非常時の対応は以下の通りです。
○情報収集・伝達
・災害発生状況や被害状況をいち早く把握し、住民へ正確な情報を伝達します。
・町役場や消防、警察などの関係機関と連携し、必要な情報を共有します。
○安否確認
・地域の住民の安否確認を行い、特に災害弱者(高齢者、障害者、乳幼児など)の状況を把握します。
・孤立した住民がいれば、速やかに救助活動や支援につなげます。
○初期消火
・火災が発生した場合は、地域住民と協力して初期消火活動を行い、延焼を防ぎます。
・消火器や地域に備蓄されている消火資機材を効果的に活用します。
○救出・救護
・倒壊した家屋や閉じ込められた場所から被災者を救出し、安全な場所へ誘導します。
・負傷者には応急手当を施し、必要に応じて医療機関への搬送を支援します。
○避難誘導・避難所運営支援
・危険な場所にいる住民を安全な避難場所へ誘導します。
・避難所が開設された際には、その運営(物資の配布、環境整備、住民への情報提供など)を支援し、被災者が安心して過ごせるよう努めます。
○物資供給・配給
・備蓄物資(食料、水、生活用品など)を管理し、被災した住民へ適切に配給します。
・不足する物資があれば、町役場へ支援を要請します。
大規模災害が発生した場合、公的機関の活動には限界があります。地域住民一人ひとりが防災意識を高め、自主防災会の一員として活動に参加することが、地域の被害を最小限に抑える上で不可欠です。
皆さんのご参加が、豊山町の安全・安心につながります。
ご興味のある方は、防災安全課までお気軽にお問い合わせください。
企画調整部防災安全課防災安全グループ
〒480-0292 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場字新栄260番地
電話:0568-28-0355
ファクス:0568-29-1177
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